名古屋市の糖尿病・内分泌 内科クリニック TOSAKI スタッフによる糖尿病対策のレシピ集です
本日は、秋の味覚の代表ともいえる栗や柿に含まれる糖質の量について
ご紹介したいと思います。
柿は、糖尿病食品交換表の表2に分類される果物であり
中くらいの柿ひとつ(ヘタなどを含め約170g)で1単位(=約80kcal)です。
食品交換表の巻末資料によると、
柿ひとつあたりには炭水化物が23.9g含まれ、
そのうち食物繊維が2.4gなのに対し糖質は21.5gです。
甘栗や栗ご飯、栗きんとんなど甘くておいしいものばかりですが
実は栗は炭水化物を多く含むので糖尿病食品交換表では表1に分類されるのです。
中くらいのもの4つで1単位となります。
1単位あたりの炭水化物量は18.5gで、
そのうち食物繊維は2.1g、糖質は16.4gです。
炭水化物のうち食物繊維は血糖値の上昇をゆるやかにしますが、
糖質は血糖値をあげる原因となります。
旬のものはよく出回るようになるのでつい手がのびてしまいがちですが
どれほどのエネルギーや糖質を含むのか把握してお食事を楽しみましょう。