名古屋市の糖尿病・内分泌 内科クリニック TOSAKI スタッフによる糖尿病対策のレシピ集です
暖かい季節になってきました。運動を始めてみたという方も多いのではないでしょうか。
今回は「糖尿病と筋肉の関係」についてです。
糖尿病において、筋肉の維持は非常に重要です。 筋肉は血液中の糖を取り込む働きがあります。そのため、筋肉の量が維持できていないと、筋肉中に 糖が取り込みにくくなり血糖値が上がりやすくなります。
では、筋肉の維持のためには…
たんぱく質を1食当たり20g摂ることが大切です。 たんぱく質20gとは肉・魚であれば100g程度で、おおよそ手の平の指以外の部分の大きさ、厚さが目安です。
また週2回30分以上の息が弾む程度の運動をすることも大切です。¹⁾
そして、ウォーキングも非常に効果的です。気持ちのいい季節になってきたので、徒歩で通勤してみたり、スーパーまで歩いてみたり、いつもよりちょっとだけ多く歩いてみませんか。歩く時のポイントを7つご紹介します。
①頭は揺らさない
②目線はまっすぐ
③呼吸は自分のリズムで
④肩は力を抜いてリラックス
⑤肘はやや曲げて腕を大きく振る
⑥腰の回転で歩幅を広げる
⑦膝を伸ばしてかかとから着地 ²⁾
筋肉の維持は糖尿病にとって重要です。たんぱく質を意識して摂ったり、普段よりもちょっとだけ多めに運動したりして、筋肉を意識することが大切です!
〈参考〉
1)厚生労働省 健康日本21(身体活動・運動) https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html 2)栃木県保健福祉部健康増進課健康長寿推進班 とちぎ健康づくりロード https://www.kenko-choju.tochigi.jp/road/workingform.htm