レシピ集|名古屋市の糖尿病専門クリニックのスタッフが更新

名古屋市の糖尿病・内分泌 内科クリニック TOSAKI スタッフによる糖尿病対策のレシピ集です

本日は歯と食事の関係についてです。
口の中の細菌は、『糖質』をもとに『酸』を作ります(酸産生性)。歯の表面を覆うエナメル質は、酸性に傾くと急速に溶け始めます。
唾液にはエナメル質を中性に戻し、溶けた歯の表面を修復する作用がありますが、頻回の間食により酸性の状態が繰り返されると、歯の修復が追い付かなくなってしまいます。

引用:日本歯科医師会 歯とお口のことならなんでもわかる テーマパーク8020

 

歯の修復を妨げず血糖値にも影響しにくい間食の摂り方をご紹介します。

① 代用甘味料を使う
キシリトール(ガムなど)やエリスリトール(シャトレーゼ低糖質スイーツなど)アスパルテーム(パルスイート、フリスクなど)などは、酸産生性がない糖質なので、う蝕予防に重要です。
② 間食のタイミング
食後から間隔をあけないことで歯の表面を修復する時間を確保することができます。空腹状態に間食しないことで食後の血糖値も上昇しにくくなります。

 

一般的には3か月に1回程度の歯科受診が推奨されています。定期的なメンテナンスを行いましょう。

<参考>

甘味(砂糖)の適正摂取方法| e-ヘルスネット,厚生労働省

(https://www.ehealthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-013.html)2024.10.10アクセス)

う蝕の原因とならない代用甘味料の利用法 | e-ヘルスネット,厚生労働省(https://www.ehealthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-013.html)2024.10.10アクセス)

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